雨樋の詰まり・破損で家がボロボロに?放置したときの深刻なリスク
雨樋は、屋根に降った雨水を適切に排水し、家を水の侵入や劣化から守る“防御ライン”の役割を担っています。
しかし、経年劣化・落ち葉や泥詰まり・強風による変形・金具の緩みなどによって、本来の機能が大きく低下することがあります。
雨樋が正常に働かなくなると、ただ雨水がこぼれ落ちるだけではありません。
外壁の汚れ、基礎の劣化、屋根材の傷み、雨漏りリスクの増大など、建物全体に深刻なダメージを与える原因となるのです。
ここでは、雨樋の不具合がどのように家の外装へ影響を及ぼすのか、そして放置するとどんなトラブルにつながるのかについて詳しく解説します。
📌 目次
雨樋が果たす役割と、トラブルの原因

雨樋の役割は、屋根の雨水を集め、地面の排水設備まで安全に誘導することです。
この機能が正常に働くことで、外壁・屋根・基礎に雨水がかからず、家を長寿命化させることができます。
しかし、以下の原因で雨樋は簡単に機能不全に陥ります。
-
落ち葉・泥・鳥の巣などによる 詰まり
-
台風・雪・経年劣化による 変形・破損
-
金具の劣化による 雨樋の傾き不良
-
施工不備による 勾配の乱れ
これらが起きると雨水が正しく流れず、建物へ直接ダメージが蓄積していきます。
雨樋が原因で起こる家の傷み

ここからは、雨樋の不調が家のどこに、どんな悪影響をもたらすのかを項目ごとに詳しく紹介します。
1. 外壁の変色・カビ・藻の発生
雨樋が詰まったり破損したりすると、雨水が外壁に沿って大量に流れ落ちます。
● 外壁が常に濡れる → 汚れが付着しやすい
湿った外壁は、大気中の埃・土砂・排気ガスが定着しやすく、
-
変色
-
黒ずみ
-
スジ状の雨だれ跡
が目立つようになります。
● 高湿度環境がカビ・藻の繁殖を加速
雨水が繰り返し外壁を濡らすことで、
-
緑色の藻
-
黒カビ
-
コケ
が発生しやすくなり、美観を大きく損ねます。
特に北側・日陰部分は顕著に汚染が進行します。
2. 外壁材の劣化・塗膜の剥がれ・ひび割れ

外壁材は雨風や紫外線に耐えるよう設計されていますが、
「大量の雨水が一点に集中」すると想定以上の負荷がかかり、劣化が一気に進行します。
● 塗膜剥がれの発生
水が当たり続ける部分は塗膜が早く劣化し、
-
色あせ
-
剥がれ
-
チョーキング
などの症状が起きやすくなります。
● コーキングの早期劣化
雨水にずっと触れていると、コーキング(シーリング材)が柔軟性を失い、
-
ひび割れ
-
隙間
が発生し、外壁内部へ雨水が侵入する入口となります。
● 外壁材自体のひび割れ
水分を吸った外壁材(特に窯業系サイディング)は膨張 → 乾燥 → 収縮を繰り返し、
微細なクラックが発生しやすくなります。
結果として、雨漏りの原因にもつながります。
3. 基礎部分の水染み・カビ・劣化
雨樋から溢れた雨水が建物の足元へ集中して流れると、基礎周りに以下のトラブルが起こります。
● 基礎コンクリートの水染み
雨水が跳ね返ったり、直接かかったりすることで、基礎に黄ばみ・黒ずみが残ります。
● カビ・藻・苔の付着
基礎や地面が湿気を長期間帯びると、カビ・藻が発生し、建物周辺環境が不衛生に。
● コンクリート内部の劣化
コンクリートの細かいひび割れから雨水が浸透すると、内部の鉄筋が錆びて膨張。
鉄筋のサビ膨張が引き起こす 爆裂(ばくれつ)により、基礎が部分的に破損することもあります。
4. 屋根材の反り・腐食・下地劣化

雨樋の故障が屋根材にも悪影響を与えることをご存じでしょうか。
● 軒先から雨水が逆流する
雨樋がいっぱいになると、雨水が軒先に溜まり、
屋根材の裏側へ回り込む「逆流」が発生します。
● 屋根材が反り・変形
木材やスレートは、
濡れる → 乾く → 濡れる…
の繰り返しで反りが生じ、劣化が進行します。
● 下地(野地板)が腐食
雨水が屋根内部に侵入すると、野地板が腐り、最終的には
-
雨漏り
-
屋根の強度低下
へつながります。
5. 雨水の跳ね返りによる外壁・基礎の汚損
雨樋が機能していないと、雨水が勢いよく落下し、地面から跳ね返って
外壁の低い位置に泥汚れが付着します。
この汚れは落としにくく、美観を損ねるうえ、
外壁材の劣化を早める原因にもなります。
雨樋の不具合はどのように家を傷めるのか?劣化の仕組みを解説

溢れた雨水が外壁を濡らし続ける
雨樋が詰まる
→ 溢れた水が帯状になって外壁を流れる
→ 表面の汚れが定着
→ 高湿度が続き藻・カビが繁殖
美観の悪化だけでなく、外壁材自体の寿命を大幅に縮めます。
雨水が基礎へ集中し、内部劣化を早める
雨樋の故障で基礎周辺へ大量の雨水が流れると、
基礎の中まで水が浸透し、鉄筋を腐食させます。
鉄筋腐食による爆裂は深刻で、補修費も高額です。
屋根内部へ雨水が回り込み、野地板が腐る

軒先から逆流した雨水が屋根内部に侵入すると、
野地板(屋根下地)が腐食を始めます。
野地板が腐ると、
-
屋根材が固定できない
-
強風で剥がれやすくなる
-
雨漏りに直結する
など重大な問題へ発展します。
地面に落下した雨水が跳ね返り、外壁・基礎へ汚れを付着させる
雨樋が破損している場合、雨水が大量に落下し、
その跳ね返りで外壁の低い位置が黒ずみやすくなります。
この汚れは高圧洗浄でも落としにくく、
外壁の早期劣化を招く原因となります。
雨樋の不具合を放置するとどうなる?深刻なトラブルへ発展する可能性

建物全体の耐久性が低下する
雨樋の不具合が続くと、外壁・基礎・屋根の劣化が複合的に進行します。
結果として建物全体の強度が落ち、
地震・台風・積雪などの外的要因に弱くなります。
特に木造住宅では、構造材の腐食は致命的です。
シロアリ被害が発生しやすくなる
湿気の多い環境はシロアリの格好の住処です。
-
床下の湿気増加
-
基礎周辺の水たまり
-
濡れた木材の腐朽
これらはシロアリを呼び込み、
柱・梁・土台など重要構造部が食害される危険性があります。
シロアリ被害は発覚が遅れやすく、修繕費用も高額になります。

雨漏りが発生し、内装にも被害が広がる
外壁や屋根下地が劣化すると、雨水が家の内部へ入り込みます。
【雨漏りで起きる主な被害】
-
天井や壁のシミ
-
クロスの剥がれ
-
カビ臭
-
断熱材の劣化
-
電気配線トラブル
雨漏りの原因が雨樋にあるとは気づきにくいため、
発見が遅れ、トラブルが深刻化しやすい点も注意です。
大規模修繕が必要になることもある
雨樋の不具合を長期間放置すると、
建物全体に広がるダメージが重なり合い、
部分補修では対応できなくなるケースがあります。
その場合、
-
外壁張り替え
-
屋根葺き替え
-
基礎補強
-
野地板交換
など大規模修繕が必要となり、数十万円〜数百万円の費用がかかる可能性もあります。

まとめ:雨樋のトラブルは放置厳禁。早期点検が建物を守るポイント
雨樋は小さなパーツと思われがちですが、
家の耐久性を守るうえで非常に重要な設備です。
雨樋の不具合を放置すると、
外壁・屋根・基礎・内部構造まで連鎖的に劣化が進み、
最終的には大規模な修繕や雨漏りにつながることがあります。
「雨樋は詰まりやすく、壊れやすい」という性質があるため、
定期的な点検と早めのメンテナンスが住宅を長持ちさせる最も効果的な方法です。
外装工事やリフォームは、信頼できる業者選びと適切な判断が重要です。
施工方法や費用を比較しながら、最適なプランを選びましょう!
屋根工事に慣れていない会社が施工をすると雨漏りにつながることもあります。
会社選定はしっかりと見極めましょう!
そして無料点検・見積もりを活用し、早めのメンテナンスを心がけましょう!
やまもとくんをフォローして最新情報をゲット!
リフォームの最新トレンドやお得なキャンペーン情報をSNSで発信中!ぜひフォローしてチェックしてみてください。

やまもとくんでは、太陽光のシミュレーション・ご相談も承っております。