瓦屋根なのに雨漏り?原因は瓦じゃないことが多い
原因が変わらないまま補修をしてしまうケースは、実はとても多いです。
だからこそ大切なのが、
「根本的な原因は何なのか?」
「なぜ起きたのか?」
と、なぜを何度も掘り下げていく調査です。
瓦屋根でも雨漏りは起きる?
お疲れさまです。
今回は瓦屋根の雨漏りについてお話を伺います。
瓦屋根って丈夫だから、
「雨漏りしない屋根」
というイメージを持っている方も多いと思いますが、実際はどうなんでしょうか。
結論から言うと、
瓦屋根でも雨漏りは起こります。
瓦そのものは非常に丈夫な素材です。
陶器瓦であれば、瓦自体が劣化して雨漏りすることは、実はほとんどありません。
ただし、瓦屋根は
瓦と瓦が重なり合って構成されています。
その接合部分や、
屋根の頂点にあたる棟(むね)、
屋根と屋根が交差する谷部分など、
瓦以外の場所に不具合が出ることで雨漏りが起きます。
瓦屋根で多い雨漏りの原因
瓦屋根の雨漏り原因は、大きく分けて3つあります。
① 瓦のズレ・割れ
地震や台風、強風などの影響で、
瓦がズレたり割れたりすると、
雨水の通り道ができてしまいます。
その結果、
瓦の下にある防水シートをすり抜けて
雨漏りにつながるケースがあります。
② 棟(むね)の劣化
屋根の一番高い部分にある棟には、
「漆喰(しっくい)」と呼ばれる材料が使われています。
この漆喰は、経年劣化で
ポロポロと剥がれ落ちてしまいます。
隙間ができると、
そこから雨水が入り込み、
雨漏りの原因になります。
③ 防水シート(ルーフィング)の劣化
瓦屋根の構造は、
下地(野地板)
防水シート(ルーフィング)
瓦
という順番でできています。
この防水シートが切れたり劣化したりすると、
瓦が無事でも雨水が直接下地に当たり、
木材が水を吸って雨漏りにつながります。
防水シートにも寿命がある
防水シート(ルーフィング)には耐久年数があります。
現在は
高耐久タイプ
遮熱性のあるもの
50年耐久をうたう製品
など、種類もさまざまです。
瓦屋根だけでなく、
スレート屋根
金属屋根
でも、必ずルーフィングは使われています。
屋根材よりも、実は下にある防水シートが重要
という点は、ぜひ知っておいてください。
瓦屋根の不具合はどうやって見つける?
正直、一般の方が
瓦屋根の異常に気づくのは簡単ではありません。
極端な話、
瓦を剥がしてみないと分からない
というケースも多いです。
ただし、
すでに雨漏りが起きている場合は、
天井や壁のシミを起点に
雨水の通り道をたどることで、
根本原因を突き止めることができます。
瓦屋根の主な修理方法
瓦屋根の修理は、症状によってさまざまです。
・割れた瓦の差し替え
・棟の積み直し、漆喰の詰め直し
・部分的な葺き直し
・全体を一度剥がしてやり直す葺き直し工事
「雨漏り=全部葺き替え」
というわけではありません。
部分補修で対応できるケースも多いです。
一番大切なのは「原因の特定」
何より大切なのは、
「どこが悪いのか」ではなく、
「なぜそこが悪くなったのか」を突き止めること。
瓦が原因ではなく、
壁や木部、別の箇所が原因だった
というケースも実際に多くあります。
だからこそ、
表面的な修理ではなく、
原因を徹底的に調査することが重要です。
まとめ
瓦屋根は非常に丈夫で、
日本の伝統的な優れた屋根材です。
ただし、
瓦以外の部分が原因で
雨漏りが起きるケースは少なくありません。
もし
瓦屋根で雨漏りや不具合を感じたら、
早めに屋根の専門業者やリフォーム会社に相談し、
しっかり調査してもらいましょう。
適切な原因特定と、
最適な工事を選ぶことが、
無駄な出費を防ぐ一番の近道です。
今後も、
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