リフォームを検討する場合、支払方法も考えなくてはなりません。
ローンで支払いを考えた場合、“リフォームローン”と“住宅ローン”という2つの言葉がでてくると思います。
今回は、この2つのローンの特徴についてご紹介いたします。
■リフォームローン
リフォームローンは、住宅ローンの一種になります。しかし、リフォームとリノベーションのみと限られており、新築を建てる際には、利用することは出来ません。
審査は、住宅ローンに比べると比較的通りやすいですが、上限金額が低く設定されており、
また借入期間も、最長で15年と短めになっています。
団体信用生命保険は、加入・非加入タイプと任意で入れるタイプもあります。
(任意タイプは、別途保険会社の審査あり)
■住宅ローン
住宅ローンは、リフォームにも、新築を建てる際でもどちらでも利用可能です。
リフォームローンに比べ、借入可能金額が高いため、審査基準も厳しくなっており、担保が必要になることがほとんどです。
借入期間は、最長35年となっていますが、年齢によっては35年より下の期間しか選べない場合もあります。
団体信用生命保険は、加入必須な場合が多くなっています。
※団体信用生命保険(団信)
➡債務者が、ローンの返済中に亡くなった場合や、高度障害状態になってしまった場合、ローンの残金を代わりに負担してもらえる保険です。
※担保
➡担保は、債務者が支払困難になったときのために、債権者へあらかじめ提供しておくもの。
担保には『人的担保』と『物的担保』があります。
人的担保の場合は、連帯保証人をたてます。物的担保は、物や権利などの財産になります。
では、リフォームローンと住宅ローン、どのように使い分けたらいいのでしょうか??
まずは、リフォームの規模がどのくらいなのかを確認しましょう。
数百万円の比較的規模の小さいリフォームの場合は、審査が通りやすいリフォームローンをオススメします。
1,000万円を超えるような大掛かりなリフォームであれば、借入金額も高く、返済期間も長期で設定できる住宅ローンをオススメします。