屋根材の種類と特徴②和瓦

瓦の原料は主に粘土を使用したものです。
粘土以外にセメント系の原料を使った瓦もあります。
和瓦の特徴、瓦屋根にするメリット・デメリットをご紹介します。

和瓦は、昔ながらの日本家屋で使われている瓦です。
一般的には波を打ったような形をしています。

耐久性が高く、デザイン性にも魅力たっぷりの屋根材です。
和瓦屋根の塗装はできません。

和瓦の種類

■釉薬瓦(ゆうやくがわら)

つるつるとしたガラスの層が付着した瓦です。
陶器瓦と言うと、イメージがしやすいかもしれません。

色や形のバリエーションが豊富で、一般的な家屋に使われています。

 

■無釉瓦(むゆうがわら)

主にお城やお寺、神社などに使われる光沢の少ない瓦です。
耐久力が高いです。

 

 

瓦屋根にするメリットとデメリット

■メリット

・瓦屋根は耐久性に優れている。
・空気層が多いため断熱性に優れている点から、夏は涼しく冬は暖かい。
・遮音性が高く、他の屋根に比べて雨音などが響きにくい。
・部分的な葺き替えが可能。

■デメリット

・他の屋根材と比べると重量がある。
・リフォーム(カバー工法)には不向き。
・他の屋根材に比べ工事費が高くなる。
・瓦自体はメンテナンス不要とも言えるが、漆喰など瓦を支える部分は定期的なメンテナンスが必要。

 

 

他の屋根材と比べて、耐震性に欠ける・費用が高いという点で瓦屋根は敬遠されがちですが、耐震性の問題は近年では改善されつつあり、耐久性、デザイン性などでは非常に魅力の多い屋根材と言えます。
これからお住まいを建てる方は、ぜひ瓦屋根をご検討されてはいかがでしょうか。

 

 

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