キッチン扉材の選び方

キッチンをリフォームする際、みなさん悩まれるのが、デザイン、素材、取手のデザインです。
選ぶデザインによって、お掃除のしやすさや耐久性も変わってくるので、素材などをしっかり理解したうえで
決めることをオススメします。

●キッチン扉の素材

・ホーロー

ホーロー(琺瑯)は、鉄、アルミニウムなどの金属材料表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を高温で焼き付けたものです。

鉄の強度とガラスの美しさを合わせ持つ素材で、食器や調理器具などに多く使用されています。
表面がガラス素材ということもあり、お手入れも拭くだけで簡単にできます。
しかし、衝撃に弱く割れやすいというデメリットがあり、ヒビがはいってしまうと、そこから錆びてしまうこともあります。
また、ホーローキッチンは重さがあるため、扉の開け閉めの際に、重く開けづらいと感じる方もいるかもしれません。

 

・ステンレス

ステンレス板を加工した物や、基材(合板、集成材)の表面にステンレスを用いたタイプ、特殊な研磨や、表面処理を施し、
色のついている樹脂塗料を焼き付けて加工したものもあります。

ステンレスは、その名の通りサビに強い材質なので、水や汚れに強くお手入れも簡単です。
デメリットとしては、他の材質に比べ、色数が少ないことがあげられます。

 

・木製

無垢材を用いた扉もありますが、基本は基材(合板、集成材、単板積層材など)の化粧を施したタイプが多く見られます。

天然木を薄く削いだ板の突板を用いたものは、木目の美しさを生かしつつ、表面を保護するために塗装を施されているもの
があります。
汚れや傷に強くはないので、汚れを放置してしまうと染み込むこともあり、お手入れはこまめに行う必要性があります。

 

・化粧シート

化粧シートはキッチン扉に多く使われており、アクリルシートやオレフィンシートなど、樹脂が主原料です。

木目のデザインや抽象柄などの模様を印刷したシート仕上げなど、デザインが豊富なことが人気なポイントです。
デメリットとしては、長く使用していると、表面が剥がれてしまうことがあります。

 

・ガラス

表面には、通常のガラスより強度を高めた熱処理ガラスを使用しているため、耐久性もあり、高級感のあるキッチンに
仕上がります。

万が一、割れてしまった場合でも、飛散防止フィルムが貼っていますので、安全に使うことができます。

 

●キッチン扉の取手の 種類

取手はキッチンの使い勝手に影響してくるアイテムです。
どんな形状の取手が使いやすいかが、選ぶ時のポイントになります。

 

・ライン取手

ライン取手とは、扉の上部に一直線でついている凹凸のない取手です。

凹凸がないので掃除がしやすく、デザイン性が高いので人気を集めています。
ただ、容量が多くなると重くなるため、取手を引く力が必要になってきます。

 

・バー取手タイプ

扉に出っ張った形でついているので、デザイン性や清掃のしにくさがありますが、開けやすいという点で優れています。

 

・ハンドル取手タイプ

ハンドル取手は、アンティーク調のものやスタイリッシュなデザインなどがあり、キッチンのイメージに合わせて選ぶこと
ができます。

アンティーク調なものは、木目調のデザインのキッチンと相性がよく、人気なデザインになります。

 

毎日使用するキッチンだからこそ、デザインはもちろん素材にもこだわってみてはいかがでしょうか?
悩んでしまった時は、是非ご相談ください。
インテリアのプロがお部屋の雰囲気にあった素敵なキッチンのご提案をさせていただきます。

 

 

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