建具とは、開口部にある襖や、障子・窓・ドア・戸などの可動部分とその枠の総称をいいます!
今回は建具の中でも、『室内ドア』のリフォームについてご紹介します。
室内ドアは、築年数が経つにつれて建て付けが悪くなり開閉がしづらくなってくると思います。また、開閉時の異音や、重さを感じるなど使いづらさを感じたら、室内ドアリフォームのタイミングです!!
室内ドアの種類は、
開き戸・引き戸・折れ戸の3種類があり、それぞれに大きな特徴があります。
《 開き戸 》
一番多く使われているドアです。気密性や遮音性に優れていて、施工が比較的容易なのが特徴です。ただ、開く側にはスペースが必要となりますので、しっかりと動線を確認しましょう。
《 引き戸 》
引き戸は扉をスライドさせて開閉するタイプです。開き戸のように開けた瞬間にご家族にぶつかってしまうという危険も防ぐことが出来ます!また戸を開けたままにすることにより、解放的な空間にもなりますし、車いすの方には、開閉がしやすいということもあり、採用されることが増えてきています。
《 折れ戸 》
折れ戸は、主に廊下やクローゼットなど、狭いスペースに使われることが多い室内ドアです。
扉を折りたたみながら、開閉するため、スペースは開き戸に比べ、1/3ですみますが、小さなお子様がいるご家庭では、指を挟んでしまう危険性もあるので、注意が必要です。
ドアのリフォームは、大きく分けて3つの方法があります!
① ドアの枠ごと交換
ドアの周りには必ず、枠がついているのですが、経年劣化が進んでいる場合は、枠ごと交換をオススメします!
しかし、デメリットとしては、枠から交換するので周りの壁や壁紙も使えなくなってしまうため、費用が他よりかかってしまいます。
② ドア本体のみ交換
枠は交換せずドア本体だけを交換する方法です。
この方法は、壁や壁紙を壊さずそのまま使えるというメリットがありますが、既存の枠に合うサイズのドアがなければ、余計に費用がかかってしまう場合もあります。
また、ドアが新しいのに対し、枠の古さが余計に気になってしまう場合や、既存の枠の色と、ドアの色が合わない場合は、枠を塗装して合わせるか、画材を貼り調整を行います。
③ ドア表面の画材の張り替え
表面の汚れだけが気になる場合や、室内の雰囲気を変えたい方には、画材の張り替えがオススメです。既存の画材を剥がして、新しいものを張っていきます。
ただし、ドアの表面がひどく傷んでいる場合は、施工が出来ない場合もあります。