介護保険制度を活用して安全・安心な住まい造りを!

高齢者や、障がい者ご本人、そのご家族が、リフォームをする際、国や地方自治体から補助金や助成金がでる制度は、ご存知ですか?
安全に、暮らしやすい住まいにする為にリフォーム費用を一部負担するという制度があります。今回は、介護保険を活用した介護リフォームについてご紹介します。

介護保険制度‥‥2000年からスタートした制度で、満40歳を迎えると、介護保険料を納めることが義務付けられています。

支給要件は、要介護認定で、「要支援・要介護」と認定されていること。
リフォームをする住まいと、本人の被保険者証に記載されている住所が同じであること。また、補助金対象となっている場所のリフォーム工事を行うこととされています。

助成費用は、最大18万円(工事費用20万円の9割まで支給)

超えた分に関しては、全額自己負担になります。
※1人につき、1回の支給が原則ですが、引っ越しをした際や、介護区分が進んだ場合は、再度受け取れます。
上限に達するまで、数回に分けての使用も可能ですので、有効活用しましょう!

助成対象となる住宅改修の種類

1. 手すりの取り付け
2. 段差の解消
3. 床や通路を滑りにくい素材へ替える
4. 引き戸等への扉の取替え
5. 洋式便器等への取替え

支給を受ける際は、工事前に必要な理由書などが必要になります。

介護保険制度以外にも、各自治体でリフォームの補助事業を実施している場合があるので、事前に確認しておきましょう。自治体によっては、併用して使える場合もあります!

申請を自らしなければならない制度なので、少々大変ですが、要支援・要介護認定を受けたら、なるべく早めに介護リフォームを検討することをオススメします。生活するうえでの不自由さを改善することで、ストレスも軽減されますし、なにより事故を未然に防ぐことが大切です。

やまもとくんキャラクターライオン
家の中で危険な場所をケアマネジャーの方と相談して、適切なリフォームで事故を未然に防ぐようにしたいですね。
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