玄関ドアの塗装剥がれは劣化のサイン!原因・対処法・補修費用まで徹底解説
玄関ドアは、住まいの印象を左右する「家の顔」ともいえる場所です。しかし、長年使用しているうちに、「塗装が剥がれてきた」「表面がボロボロになって見た目が悪い」といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
この記事では、玄関ドアの塗装剥がれの原因や放置によるリスク、補修・再塗装のタイミングと方法、さらには費用相場までを詳しく解説。失敗しない業者選びのコツも紹介します。大切な玄関を美しく長持ちさせたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
📌 目次
なぜ玄関ドアの塗装は剥がれるのか?主な原因5つ
1. 紫外線や風雨による経年劣化
玄関ドアは屋外に面しており、年中紫外線や風雨にさらされます。特に南向きの玄関では、直射日光の影響を強く受け、塗装表面が次第に劣化。色あせやひび割れ、そして最終的には塗膜の剥がれが発生します。
2. 結露や湿気による影響
玄関は屋内外の気温差が大きいため、結露が起きやすい場所です。湿気が玄関ドアの内部に入り込むと、膨張と収縮を繰り返して塗装が浮いてしまい、剥がれの原因となります。特に木製ドアは湿気に弱く、注意が必要です。
3. 不適切な塗装や施工ミス
過去のリフォームで下地処理が不十分だったり、素材に合わない塗料を使用していた場合、塗装の密着性が弱く、短期間で剥がれが発生します。塗装工事では、「表面のケレン作業」「プライマー塗布」などの下準備が非常に重要です。
4. サビ・腐食の進行
鉄製の玄関ドアでは、塗装の下でサビが進行しているケースもあります。特にドアの下端や取っ手まわりなど、水が溜まりやすい部分はサビが発生しやすく、塗膜を内側から浮かせてしまいます。
5. 生活ダメージによる摩耗
鍵の抜き差し、荷物のぶつかり、頻繁な開閉などで、玄関ドアは日常的にダメージを受けています。摩擦や衝撃によって塗膜が削れたり、剥がれていくこともあります。
塗装剥がれを放置するとどうなる?見逃せない4つのリスク
1. 美観の悪化で家全体の印象ダウン
玄関ドアの塗装が剥がれていると、築年数以上に古く見えてしまい、家の印象を大きく損ないます。せっかく外壁や屋根を綺麗にしても、玄関の塗装が劣化していると残念な印象に。
2. サビや腐食の進行
塗装は見た目だけでなく、素材を保護する役割も担っています。塗膜が剥がれると、雨水や湿気が内部に浸入し、サビや腐食が加速します。放置期間が長くなるほど、ドア本体の交換が必要になるケースも。
3. ドアの開閉不良や断熱性の低下
ドアが膨張したり、反ったりすることで、開け閉めがスムーズにいかなくなったり、隙間風が発生してしまうことも。冬は寒さ、夏は熱気が入り込み、快適性にも大きな影響を及ぼします。
4. 資産価値の低下
外観の印象や構造の劣化は、住宅の資産価値にも直結します。将来的な売却や賃貸を検討している場合、塗装の剥がれは大きなマイナス要素になり得ます。
玄関ドアの塗装剥がれは直せる?補修と再塗装の選択肢
◆ 軽度な剥がれ:部分補修
剥がれが小規模な場合は、塗装の浮き部分を削ってから、下塗り+再塗装で補修可能です。費用も比較的安価で、2〜5万円程度が相場です。
中~重度な劣化:全面再塗装またはリメイク
広範囲に剥がれがある、下地まで劣化している、デザインを一新したい場合などは、以下のような対応が必要になります。
● 全面再塗装
・サンダーで旧塗膜を削る
・プライマーで下地処理
・耐候性塗料(フッ素・シリコン等)で仕上げ
・工期:1〜2日/費用:7〜10万円前後
● ダイノックシートなどの装飾シート貼り
・下地処理の上から貼ることで意匠性UP
・デザインの選択肢が豊富
・費用:5〜20万円前後
自分で塗れる?DIYとプロ施工の違い
玄関ドアの塗装はDIYでも可能ですが、以下の注意点があります。
DIY | プロ施工 |
---|---|
費用は安い(1〜2万円程度) | 高いが仕上がり・耐久性に優れる |
サビ止め・下塗りを忘れがち | 下地処理・塗り分けも完璧 |
仕上がりにムラが出やすい | 美観・耐久性ともに優秀 |
塗料選びに失敗しやすい | 適切な塗料選定・耐候性あり |
「数年でまた剥がれてしまった…」という失敗を防ぐなら、プロに依頼するのが安心です。
玄関ドア塗装の費用相場と施工期間
補修内容 | 費用相場 | 工期 |
---|---|---|
部分補修 | 約2〜5万円 | 半日〜1日 |
全面塗装 | 約5〜15万円 | 1〜2日 |
シート貼り | 約7〜20万円 | 1〜2日 |
※素材やドアの大きさ、塗装回数によって変動します。
信頼できる業者選びのチェックポイント
玄関ドアの塗装を成功させるためには、「どこに依頼するか」が非常に重要です。価格だけで選んでしまうと、数年で再劣化してしまったり、想像と違う仕上がりになることも…。ここでは、失敗しない業者選びのための具体的なチェックポイントを解説します。
◆ 現地調査・見積もりが無料
信頼できる業者は、まず現地調査を無料で行い、現状をしっかり把握した上で見積もりを出してくれます。
ドアの向き、劣化の進行度、塗装の下地状態などを踏まえた見積もりが出せる業者は、経験とノウハウが豊富。逆に、現地を見ずに電話やLINEだけで金額を提示する業者は要注意です。
ポイント:
・無料調査をしてくれるか?
・細かく状況をチェックしてくれるか?
・その場で無理な営業をかけてこないか?
◆ ドア素材や既存塗膜の状態をしっかりチェックしてくれる
ドアには木製、スチール製、アルミ製などの素材があり、それぞれに適した塗料や施工方法が異なります。さらに、既存塗膜の剥がれ具合・密着状態・サビの有無なども、仕上がりを大きく左右する重要なポイント。
信頼できる業者は、素材や塗膜の状態をきちんと把握し、必要に応じてケレン作業(旧塗膜の除去)やサビ止め塗装を提案してくれます。
チェックポイント:
・素材ごとに最適な施工法を提案できるか?
・素人では気づきにくい劣化も見抜いてくれるか?
◆ 下地処理〜仕上げまで工程が明確
良い業者は、「どんな工程で仕上げるのか?」をお客様に分かりやすく説明してくれます。たとえば、「①ケレン → ②プライマー塗布 → ③中塗り → ④上塗り」など、作業手順がしっかり明示されていることが重要です。
反対に、工法をあいまいにごまかしたり、「全部やっときますからお任せください」と詳細を省く業者には注意が必要です。手抜き工事の可能性も。
確認すべき点:
・工程ごとの内容・目的を説明してくれるか?
・使用する塗料の種類や乾燥時間を教えてくれるか?
◆ アフター保証や施工写真を提出してくれる
塗装工事は見た目の美しさだけでなく、耐久性・機能性も重要です。優良業者は、工事後に不具合が発生した際のアフター保証を明記しており、施工中・完了後の写真を提出して「施工の証拠」をしっかり残してくれます。
とくに、目に見えにくい下地処理工程は、写真がなければ本当に行ったか分かりません。後からのトラブル防止にもつながるため、写真提出を快く対応してくれる業者を選びましょう。
見極めポイント:
・保証期間と対象範囲は明確か?
・写真や報告書など、作業の可視化に対応しているか?
◆ 口コミ・施工実績が豊富
ネットの口コミや施工事例の掲載は、その業者がどれだけの信頼を得ているかのバロメーターです。特に、GoogleレビューやSNSでの口コミはリアルな声が反映されており、過去の施工でトラブルがあったかどうかも分かります。
また、施工実績の多い業者は、塗装に関するトラブル対策や素材への対応力が高く、幅広いケースに柔軟に対応できます。
確認する方法:
・ホームページに実績写真やお客様の声が掲載されているか?
・「対応が丁寧」「説明がわかりやすい」といった評価が多いか?
・逆に、「説明が雑」「保証がなかった」などのネガティブな評価がないか?
まとめ:玄関ドアの塗装剥がれは「住まいの劣化サイン」
玄関ドアの塗装剥がれは、放っておくと見た目だけでなく、建材の劣化や機能性の低下につながる重要なトラブルです。劣化の初期段階で対応すれば、費用も抑えられ、長持ちする美しいドアを保つことができます。
やまもとくんでは、無料の外装点検や塗装のプロによる診断を実施中。玄関ドアの塗装だけでなく、外壁・屋根・雨漏りなどのトータルサポートも可能です。気になる劣化があれば、ぜひお気軽にご相談ください!
内外装リフォームは、信頼できる業者選びと適切な判断が重要です。
施工方法や費用を比較しながら、最適なプランを選びましょう!
屋根工事に慣れていない会社が施工をすると雨漏りにつながることもあります。
会社選定はしっかりと見極めましょう!
そして無料点検・見積もりを活用し、早めのメンテナンスを心がけましょう!
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