意外と知らない、雨戸の役割!

近年雨戸を設置しない住宅が増えていましたが、設置をする方がここ最近急増しているのはご存知ですか?
雨戸のイメージとして開け閉めが面倒、触った時に手が汚れる、虫が浸入する、寒い時期には冷気が入り込んでしまう、朝日がはいらない・・などマイナスなイメージを思い浮かべる方も多いと思いますが、今回はそんなマイナス要素を覆してしまう、雨戸をご紹介します!

雨戸のメリット

●防犯性

空き巣や、浸入窃盗の多くは窓ガラスを割って侵入してくるケースが多数です。
ですので、雨戸がしまっているだけで、窓からの侵入は難しくなりますし、防犯に気を使っていることが外から見てわかります。

●飛来物から窓を守る

記憶にも新しい台風による被害。近年異常気象が続き台風も勢力を増しています。
家にいても怖いのは、勢いに乗って飛んでくる小石や、壊れた傘、剥がれてしまった看板などの飛来物です。
小さな石であっても、風速50mの風にのれば、窓ガラスが割れてしまうことも。
しかし、雨戸があれば、割れる心配もなく二次被害を防ぐことが出来ます。

●防音効果

道路や線路に面した住宅や、人通りの多い住宅は、雨戸一枚隔てるだけで外からの音が軽減されます。

●外からの熱や光を遮断

日差しを遮る遮熱効果や、室内の温度を保つ断熱効果もありますので、冷暖房を削減しエコにもつながります。

雨戸の種類

①単板引き戸

雨戸といえば、こちらの種類をイメージされるかと思います。単板引き戸は、雨戸自体に重さがあり開け閉めに手間がかかってしまいます。また、戸袋の設置が必要になり、戸袋の隙間にゴミや虫が入りこんでしまうというデメリットもあります。

②通風雨戸(ルーバー雨戸・エコ雨戸)

こちらのタイプの雨戸は、ルーバーと呼ばれる羽根の角度を調整することができるので、雨戸を閉めたままでも、外の空気をいれることができます。また、朝の目覚めの際に光を取り入れたい方にもオススメです。

③折れ戸(アコーディオン)

折れ戸タイプの雨戸は、戸袋を設置する必要がなく、両開きで外側に向かって折れるような作りになっています。
洋風の住宅で見かけることが多いタイプでデザイン性に優れています。

④シャッター

後付けのリフォームでは、こちらのタイプがとても人気です!窓の上部にコンパクトなケースをとり付け、開けたときにこちらに収納されるため、窓周りがすっきりと見えます。

手動 or 電動??

手動式は電動式に比べると安価ではありますが、電動に変える方が増えてきています!
電動式にすることにより、手間だった開け閉めがスイッチ一つになりますし、窓をわざわざ開ける必要もないので、最初にお伝えしたマイナス要素が解決してしまうのです!
メーカーによっては、携帯電話にアプリを入れて開け閉めの操作をすることが出来ますし個別操作や一斉操作も可能です!

またシャッターの中でも、採風・採光ができるタイプや、耐風タイプなどの種類がありますので生活スタイルにあわせて、取り入れていくことをオススメします!

やまもとくんキャラクターライオン
今回ご紹介したように、雨戸には家を守るという重要な役割があります!
現在雨戸がついていないお住まいや、老朽化している雨戸でもお手軽に設置、交換することができます。
ただ二階以上の窓に設置をするためには、足場を架ける必要もありますので、外壁や屋根の塗装をお考えの方も、この機会に雨戸も一緒にご検討されてみてはいかがでしょうか。
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