外壁塗装のタイミング

外壁塗装のタイミングはどのくらいでしょうか?
前回塗装をしてから7年後がいいとか、15年後がいいとか・・・

外壁は家の一番外側をコーティングしてくれているので、このコーティングが劣化すると内部に水が浸入しやすくなり、腐食などのトラブルが発生します。
もちろん、建物内部に不具合が生じると補修費用がかさみますので、このコーティングのメンテナンスすることが家を効率よく安く維持する方法なのです。

表面の塗替え(コーティングのメンテナンス)の大切さをお分かりいただけたでしょうか?

塗替えのサイン

  1. 光沢低下
  2. チョーキング
  3. 塗膜の浮き
  4. 塗膜の剥離
  5. 外壁基材の露出
  6. 外壁基材の劣化

外壁塗装の劣化が進むにつれ、上記1から6へ状態が変化していきますが、その内、2番が塗替えのサイン!
2番のチョーキングは、塗膜が劣化して白い粉が表面に見えるような状態のことです。
外壁を触って手に白い粉が付くか試してみてください。

塗料の性能によるタイミングの違い

一般的に住宅の外壁に使用する塗料は数種類あります。
塗り替えのタイミングは、アクリル樹脂系で7~8年程度、フッ素樹脂系で15年~20年程度と言われていますが、木・鉄部は5年程度、サイディングのシーリングは5年~10年程度、さらに、紫外線の当たり具合によって劣化の度合いは変わりますのでかなり複雑です。
外壁の大部分は大丈夫なのに、一部分の劣化が進み内部が腐食してしまう場合もあるので注意が必要です。
結局のところ、私達のような専門家が点検することが最善だったりします。

外壁塗装で足場は必要か

外壁塗装の見積をとると「足場代」という費用が結構かかるのでびっくりされた方も多いのではないでしょうか?
「足場が無くても、脚立などを上手く使えば塗替えできるのでは?」と考えたくなる気持ちは良く分かります。
しかし、足場を使わないと安定した塗り方はできません。当社でもそのような塗り方はお勧めしていません。
足場費用は必要経費とお考えいただくしかありません。あしからず。
反対に、外壁塗装で足場を架けることが必須なら、その他の足場が必要な工事もまとめてしまえば効率的です。
屋根塗装、屋根葺き替え、雨樋の点検・交換などは同時に請け負うことが多い工事内容です。是非ご検討下さい。

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