アパート・マンションの外装メンテナンスとは?放置するとどうなるか
アパートやマンションの外装メンテナンスとは、建物の外壁・屋根・防水・鉄部などを定期的に点検・補修する工事の総称です。オーナー様にとっては、建物の状態を把握し、劣化を早期に防ぐための「建物の健康診断と治療」のようなものです。
つまり外装メンテナンスは、単に見た目をきれいにする工事ではありません。雨漏りや腐食、外壁材の剥離、鉄部のサビ、屋上防水の劣化などを防ぎ、入居者の安全と建物の資産価値を守るために欠かせない重要な投資です。
「まだ見た目はきれいだから大丈夫」と思っていませんか。外装の劣化は、表面に目立つ症状が出た時点で、すでに内部まで進行しているケースも少なくありません。
外壁のひび割れや塗膜の剥がれを放置すると、雨水が建物内部へ浸入します。浸入した水分は、鉄筋の腐食やコンクリートの爆裂、木部の腐朽、防水層の劣化を引き起こし、補修費用が数倍に膨れ上がることもあります。国土交通省の「長期修繕計画ガイドライン」でも、計画的な修繕が建物の寿命やライフサイクルコストに大きく影響するとされています。
さらに、外観が劣化した物件は入居希望者の第一印象を大きく損ないます。外壁の汚れ、サビ、雨だれ、コーキングの割れなどが目立つ建物は、「管理が行き届いていない物件」という印象を与えやすく、空室率の上昇につながる可能性があります。
空室率の上昇は、家賃収入の減少に直結します。つまり、アパート・マンションの外装メンテナンスは「出費」ではなく、オーナー様の収益と資産価値を守るための投資なのです。
やまもとくんでは、外壁塗装・屋根工事・防水工事・外装リフォームにおいて、累計26,000棟以上の施工実績をもとに、建物ごとの状態に合わせた修繕プランをご提案しています。戸建て住宅だけでなく、アパート・マンションなどの集合住宅においても、入居者対応や工程管理まで含めた外装メンテナンスをサポートしています。
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外装メンテナンスが必要な5つのサイン|見逃しやすい劣化症状

このセクションでは、オーナー様自身でも確認しやすい外装劣化のサインを解説します。
アパートやマンションは、戸建て住宅よりも外壁面積が広く、階段・共用廊下・ベランダ・屋上・鉄部など確認すべき箇所も多くなります。そのため、目立つ部分だけを見て「まだ大丈夫」と判断するのは危険です。
以下の症状が1つでも見られる場合は、専門業者による診断を検討すべきタイミングです。
① 外壁を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
外壁の表面を手で触ったとき、チョークのような白い粉が付着する現象をチョーキングといいます。これは塗膜が紫外線や雨風によって分解され、防水性能が低下しているサインです。
築8〜10年頃から発生しやすく、外壁塗装の劣化症状として最も多く見られる初期症状です。
チョーキングが起きている外壁は、表面の防水機能が落ちているため、雨水を弾きにくくなります。その状態を放置すると、外壁材が水分を含みやすくなり、ひび割れや反り、塗膜の剥がれにつながることがあります。
アパート・マンションでは、外壁面積が広いため一部だけでなく複数面に症状が出ているケースもあります。やまもとくんでは、現地調査時に外壁の状態を写真で記録し、チョーキングの有無や劣化の進行度をわかりやすくご説明しています。
② ひび割れ(クラック)が発生している
外壁に発生するひび割れは、雨水の浸入経路になるため注意が必要です。
特に幅0.3mm以上のひび割れは「構造クラック」と呼ばれ、建物内部に水が入り込むリスクがあります。窓まわり、建物の角、バルコニー周辺、共用廊下の壁などに発生しやすいのが特徴です。
0.3mm未満の細いひび割れは「ヘアークラック」と呼ばれます。すぐに大きな問題になるとは限りませんが、放置すればひび割れが広がる可能性があるため、定期的な経過観察が必要です。
ひび割れの補修は、単に表面を埋めればよいわけではありません。ひび割れの深さや原因、外壁材の種類に応じて、適切な補修方法を選ぶ必要があります。やまもとくんでは、外壁の状態を確認したうえで、下地補修から塗装まで一貫して対応し、再発リスクを抑える施工を行っています。
③ コーキング(シーリング)の劣化
外壁材のつなぎ目やサッシまわりに充填されているゴム状の素材がコーキングです。シーリングとも呼ばれ、建物の防水性を保つうえで非常に重要な役割を持っています。
コーキングは経年劣化によって、硬化・ひび割れ・剥離・肉やせが進みます。一般的な寿命は5〜10年程度で、外壁塗装よりも早く劣化するケースも珍しくありません。
コーキングの劣化を放置すると、目地やサッシまわりから雨水が入り込み、外壁内部の腐食や雨漏りにつながります。特にアパート・マンションでは、サッシの数や目地の長さが多いため、劣化箇所が広範囲に及ぶことがあります。
見積もりを見る際は、「コーキング打替え」なのか「増し打ち」なのかも確認が必要です。劣化が進んでいる場合、既存のコーキングを撤去して新しく打ち替える工法が基本になります。
やまもとくんでは、外壁塗装とあわせてコーキングの状態も細かく確認し、必要に応じて高耐久シーリング材の提案も行っています。塗装だけでなく、雨水の入口となる細部まで点検することが、長持ちする外装メンテナンスにつながります。
④ 鉄部のサビ・腐食
アパート・マンションでは、共用階段、手すり、ベランダの柵、鉄骨部分、玄関ドア枠、メーターボックスなど、鉄部が多く使われています。
鉄部のサビは、見た目の問題だけではありません。サビが進行すると鉄の強度が低下し、手すりや階段の安全性に影響する可能性があります。特に共用階段や外部廊下は入居者が日常的に使用する場所のため、事故を防ぐ意味でも定期的なメンテナンスが欠かせません。
鉄部塗装では、表面に塗料を塗るだけでは不十分です。サビや古い塗膜を落とす「ケレン作業」、錆止め塗装、上塗りという工程を丁寧に行うことで、耐久性が高まります。
安価な見積もりでは、このケレン作業が簡略化されていることもあります。鉄部は下地処理の差が仕上がりと耐久性に直結するため、見積書に工程が明記されているか確認しましょう。
⑤ 屋上・ベランダの防水層の膨れ・破れ
屋上やベランダの防水シート、防水塗膜に膨れ・破れ・剥がれがある場合は、すでに水が浸入している可能性があります。
防水層の寿命は、工法や環境にもよりますが、おおよそ10〜15年が目安です。表面のトップコートが劣化すると、防水層そのものが紫外線や雨水の影響を受けやすくなります。
アパート・マンションでは、屋上や共用廊下、ベランダからの雨漏りが入居者トラブルに発展することもあります。雨漏りが室内に到達してからでは、外装だけでなく内装復旧費用、入居者対応、場合によっては家賃減額などの問題が発生する可能性もあります。
やまもとくんでは、外壁や屋根だけでなく、屋上・ベランダ防水の点検にも対応しています。必要に応じてドローン点検や写真付き報告を活用し、オーナー様が建物の状態を把握しやすいようにご案内しています。
外装メンテナンスの費用相場|規模別・工事別の目安

このセクションでは、アパート・マンションの外装メンテナンス費用について、規模別・工事項目別に目安を解説します。
「いくらかかるのか見当がつかない」
「管理会社から出された見積もりが妥当なのかわからない」
「相見積もりを取りたいが、どこを比較すればいいかわからない」
このような不安を持つオーナー様は少なくありません。外装メンテナンスは建物ごとに条件が異なるため、正確な費用は現地調査が必要ですが、まずは大まかな相場感を知っておくことが大切です。
規模別のおおよその費用感
費用は、建物の階数・戸数・外壁面積・劣化状況・立地条件・使用する塗料・足場の組みやすさによって大きく変わります。
一般的な目安は以下のとおりです。
| 建物規模 | 外壁塗装の目安 | 大規模修繕の目安 |
|---|---|---|
| アパート(2階建・6〜8戸) | 150万〜300万円 | 300万〜600万円 |
| 小規模マンション(3〜5階・20戸前後) | 500万〜1,000万円 | 1,000万〜2,500万円 |
| 中規模マンション(5〜10階・50戸前後) | 1,000万〜2,000万円 | 2,500万〜5,000万円 |
上記はあくまで概算です。同じ2階建てアパートでも、外壁面積が広い建物、劣化が進んでいる建物、屋根や防水工事も同時に必要な建物では費用が高くなります。
一方で、劣化が軽度の段階でメンテナンスを行えば、大掛かりな下地補修を避けられる可能性があります。早めに診断を受けることで、必要な工事と不要な工事を整理しやすくなります。
やまもとくんでは、無料診断・無料見積もりに対応しており、建物の写真や現地調査の内容をもとに、オーナー様にわかりやすい形で費用をご提示しています。相見積もりのご相談も歓迎しており、「他社の見積もりが適正か知りたい」というご相談にも対応しています。
工事項目別の費用内訳
大規模修繕の総額がどのような内訳で構成されているかを知っておくと、見積書を読み解く際に役立ちます。
| 工事項目 | 費用の目安 | 備考 |
| 仮設足場 | 800〜1,200円/㎡ | 総工費の15〜20%を占めることが多い |
| 外壁塗装(シリコン系) | 2,500〜3,500円/㎡ | フッ素系は3,500〜5,000円/㎡が目安 |
| コーキング打替え | 800〜1,200円/m | 増し打ちは500〜800円/mが目安 |
| 防水工事(ウレタン塗膜) | 4,000〜7,000円/㎡ | 屋上・ベランダ・共用廊下など |
| 鉄部塗装 | 1,500〜2,500円/㎡ | ケレン+錆止め+上塗り |
| 下地補修(クラック処理等) | 1,000〜2,000円/箇所 | 劣化度合いで大きく変動 |
見積書を見る際は、単価だけでなく「数量の根拠」も確認しましょう。外壁面積、足場面積、コーキングのメートル数、防水面積などが曖昧な見積もりは注意が必要です。
また、外壁塗装の単価が安く見えても、下地補修・高圧洗浄・養生・付帯部塗装・保証などが別途になっている場合があります。総額だけで判断するのではなく、どこまで工事範囲に含まれているのかを確認することが大切です。
やまもとくんでは、外壁・屋根・防水・付帯部などを総合的に確認し、必要な工事を明確にしたうえで見積もりをご提案します。無駄な工事を増やすのではなく、建物の状態に合わせて優先順位を整理することを大切にしています。
よくある費用に関する間違い
「安ければ安いほどいい」と価格だけで業者を選ぶオーナー様は少なくありません。しかし、極端に安い見積もりには、工程の省略や低品質な塗料の使用が隠れていることがあります。
たとえば、高圧洗浄が不十分、下地補修が簡易的、コーキングが打替えではなく増し打ちのみ、塗装回数が少ない、鉄部のケレン作業が甘いなどのケースです。このような工事では、数年で塗膜の剥がれやひび割れが再発し、結果として再工事が必要になることがあります。
つまり、初期費用は安く見えても、長期的にはトータルコストが高くなる可能性があるのです。
一方で、「高い=良い工事」とも限りません。不要な工事項目が含まれていないか、使用する材料と工程が見積書に明記されているかを確認することが大切です。
複数社から見積もりを取り、工事内容と単価を比較する「相見積もり」は、適正価格を見極める有効な方法です。やまもとくんでは相見積もりのご相談も受け付けており、他社見積もりの内容確認や、工事項目の違いについてもわかりやすくご説明しています。
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最適な修繕時期の見極め方|築年数と劣化状況から判断する

このセクションでは、アパート・マンションの外装メンテナンスを行うタイミングについて解説します。
外装メンテナンスは「壊れてから直す」のでは遅い工事です。雨漏りや外壁の剥落、鉄部の腐食が目立ってから対応すると、補修範囲が広がり、費用も大きくなりやすくなります。
計画的に修繕を行うことで、建物へのダメージを最小限に抑え、結果としてトータルコストを削減できます。
築年数ごとの修繕目安
一般的な修繕周期の目安は次のとおりです。
| 築年数 | 推奨される主な工事 |
| 5〜8年 | コーキング点検・打替え、鉄部塗装、防水トップコート |
| 10〜15年 | 第1回外壁塗装、防水工事、屋根メンテナンス |
| 20〜25年 | 第2回大規模修繕、外壁・防水・鉄部・設備更新 |
| 30年〜 | 第3回大規模修繕、必要に応じて構造補強 |
築10年前後は、外壁塗装や防水工事を検討する大きな節目です。見た目に大きな問題がなくても、塗膜の防水性やコーキングの柔軟性は徐々に低下しています。
また、前回の修繕から10年以上経過している場合も注意が必要です。塗料の種類や施工品質によって耐用年数は異なりますが、外壁・屋根・防水・鉄部のいずれかに劣化が出始めている可能性があります。
やまもとくんでは、建物ごとの築年数や前回工事の内容を確認し、今すぐ必要な工事と、数年後でもよい工事を分けてご提案しています。すべてを一度に行うのではなく、優先順位をつけることで、オーナー様の資金計画に合わせたメンテナンスが可能になります。
季節と工事の関係
外装工事は天候の影響を大きく受けます。一般的には、春(3〜5月)と秋(9〜11月)が施工に適した時期とされています。
気温や湿度が安定しているため、塗料の乾燥や防水工事の施工条件が整いやすいからです。一方、梅雨や台風シーズンは雨によって作業が中断しやすく、工期が延びるリスクがあります。真冬は気温が低く、塗料や防水材の乾燥に時間がかかる場合があります。
ただし、春や秋は業者の繁忙期でもあります。希望の時期に工事を行いたい場合は、少なくとも3〜6ヶ月前から相談を始めるのが理想です。
特にアパート・マンションの場合、入居者への告知、足場設置、共用部の使用制限、洗濯物への配慮など、戸建てよりも事前準備が多くなります。余裕を持って計画することで、入居者トラブルを防ぎやすくなります。
「もう少し先でいい」が最も危険な判断
外装メンテナンスで最も多い失敗が、「もう少し先でいいだろう」と先送りしてしまうことです。
「今すぐ雨漏りしているわけではない」
「見た目はまだそこまで悪くない」
「今期は予算が厳しいから来年にしよう」
このように判断した結果、劣化が一気に進行してしまうケースがあります。小さなひび割れが広がり、防水層の劣化が進み、雨水が内部に浸入してから修繕すると、本来不要だった大規模な下地補修や内装復旧が必要になることもあります。
ある実例では、築12年で見積もり200万円だった外壁塗装を2年先送りした結果、雨水浸入による下地補修が加わり、最終的な工事費が450万円まで膨れ上がったケースもあります。
早めに点検し、必要なタイミングで修繕することは、長期的に見れば費用を抑えることにつながります。やまもとくんでも、数多くの施工経験から「早期診断と計画的な修繕」がオーナー様の負担を減らす重要なポイントだと考えています。
修繕費用を賢く抑える4つの方法
このセクションでは、品質を落とさずに修繕費用を最適化する方法を紹介します。
外装メンテナンスは、ただ安く済ませればよい工事ではありません。大切なのは、必要な工事を適切なタイミングで行い、長期的な修繕コストを抑えることです。
① 長期修繕計画を策定し、計画的に積み立てる
突発的な出費を避けるためには、10〜30年スパンの長期修繕計画を策定することが大切です。
毎月の家賃収入から修繕積立金を確保しておくことで、必要なタイミングで無理なく工事を実施できます。資金の準備がないまま劣化が進行すると、必要な工事を先送りせざるを得なくなり、結果的に補修費用が増えることがあります。
戸あたり月額5,000〜15,000円程度の積み立てが一つの目安です。ただし、建物の規模や築年数、過去の修繕履歴によって必要な金額は異なります。
やまもとくんでは、建物の状態を確認したうえで、今後必要になる可能性のある工事やおおよその時期についてもアドバイスしています。単発の工事だけでなく、次回以降の修繕計画まで見据えた提案が可能です。
② 相見積もりで適正価格を見極める
外装メンテナンスでは、最低でも2〜3社から相見積もりを取ることをおすすめします。
その際、単純に金額だけを比較するのではなく、以下の項目が見積書に明記されているか確認しましょう。
使用する塗料のメーカー名・製品名、塗布面積の計算根拠、各工程の単価と数量、保証内容と保証期間、仮設足場の設置・撤去費用、コーキングの施工方法、下地補修の範囲、防水工事の仕様などです。
これらが曖昧な見積書は注意が必要です。工事が始まってから追加費用が発生したり、想定より簡易的な工事になったりするリスクがあります。
やまもとくんでは、見積書の内容をできるだけわかりやすくご説明し、オーナー様が納得したうえで工事を進めることを大切にしています。また、他社見積もりとの比較相談にも対応しており、「この項目は必要なのか」「この単価は妥当なのか」といった疑問にも丁寧にお答えしています。
③ 複数工事をまとめて実施する
外壁塗装、防水工事、鉄部塗装、屋根メンテナンスを別々の時期に行うと、そのたびに足場代が発生します。
足場代は総工費の15〜20%を占めることも多く、外装工事の中でも大きな負担になりやすい項目です。そのため、可能な範囲で複数の工事をまとめて実施することで、足場代を1回分に圧縮できます。
たとえば、外壁塗装と防水工事、鉄部塗装を同時に行った場合、別々に実施する場合と比べて100万〜300万円程度のコスト削減につながることがあります。
ただし、すべての工事を無理にまとめる必要はありません。劣化状況によっては、今すぐ必要な工事と数年後でも問題ない工事があります。やまもとくんでは、外壁・屋根・防水・鉄部を総合的に点検し、まとめたほうがよい工事と、時期を分けてもよい工事を整理してご提案します。
④ 耐久性の高い塗料を選ぶ
初期費用だけを抑えようとして安価な塗料を選ぶと、次回の塗替え時期が早まり、長期的には割高になることがあります。
たとえば、アクリル系塗料は初期費用が安い反面、耐用年数は5〜7年程度と短めです。一方、シリコン系やフッ素系、無機系などの高耐久塗料を選べば、塗替え回数を減らし、30年スパンでのトータルコストを抑えやすくなります。
| 塗料の種類 | 耐用年数 | ㎡あたり単価目安 | 30年間の塗替え回数 |
| アクリル系 | 5〜7年 | 1,500〜2,000円 | 4〜5回 |
| ウレタン系 | 8〜10年 | 2,000〜2,500円 | 3回 |
| シリコン系 | 10〜15年 | 2,500〜3,500円 | 2回 |
| フッ素系 | 15〜20年 | 3,500〜5,000円 | 1〜2回 |
アパート・マンションの場合、外壁面積が広く足場代も高額になりやすいため、塗替え回数を減らすことは大きなコスト削減につながります。
やまもとくんでは、建物の立地環境や予算、今後の保有期間、入居率への影響などを踏まえ、オーナー様に合った塗料をご提案しています。単に高い塗料をすすめるのではなく、費用対効果を重視した提案を行っています。
業者選びで失敗しないための7つのチェックポイント

このセクションでは、信頼できる施工業者を見極めるための具体的な判断基準を紹介します。
アパート・マンションの外装メンテナンスは、戸建て住宅よりも工事規模が大きく、入居者対応や工程管理も重要になります。そのため、価格だけで業者を選ぶのは危険です。
① 施工実績の件数と内容
実績が豊富な業者は、さまざまな建物の状況に対応してきたノウハウを持っています。
特に確認したいのは、アパート・マンションなど集合住宅の施工実績があるかどうかです。戸建て住宅専門の業者と、集合住宅の経験が豊富な業者では、入居者対応、共用部の養生、工程管理、安全対策などに大きな差があります。
やまもとくんは、累計26,000棟以上の施工実績をもとに、建物ごとの状態やオーナー様のご要望に合わせた外装メンテナンスをご提案しています。施工実績が多いからこそ、劣化症状の見極めや費用の適正化、工事中の注意点まで具体的にお伝えできます。
② 有資格者の在籍
一級建築施工管理技士や一級塗装技能士などの国家資格を持つ技術者が在籍しているかどうかは、技術力の客観的な指標になります。
資格があるから必ずよい工事になるとは限りませんが、一定の知識と経験を持った担当者がいる業者のほうが安心です。見積もりや診断の際に、資格者の有無や施工管理体制について確認しておきましょう。
また、外壁塗装だけでなく、防水工事や屋根工事、鉄部塗装まで対応できる業者であれば、建物全体を総合的に見てもらいやすくなります。
③ 診断・見積もりの丁寧さ
現地を見ずに電話だけで概算を出す業者には注意が必要です。外装メンテナンスの費用は、外壁面積や劣化状況、下地補修の有無、防水層の状態、足場の組みやすさによって大きく変わります。
信頼できる業者は、建物の状態を丁寧に診断し、劣化箇所を写真で記録し、わかりやすい報告書や見積書を作成してくれます。
やまもとくんでは、無料診断時に建物の状態を細かく確認し、必要に応じて写真付きでご説明しています。ドローン点検にも対応しているため、屋根や高所など、オーナー様が普段確認しにくい箇所も把握しやすくなります。
④ 保証内容の明確さ
「保証あり」とだけ書かれている業者には注意が必要です。
保証を見る際は、保証期間だけでなく、保証の対象範囲も確認しましょう。塗膜の剥がれだけが対象なのか、防水性能まで含まれるのか、施工不良と経年劣化の線引きはどうなっているのか、免責事項は何かなど、書面で明示されていることが大切です。
やまもとくんでは、長期的な安心につながる保証制度を整えています。外装メンテナンスは工事が終わってからが本当のお付き合いです。保証内容やアフター対応まで含めて業者を比較しましょう。
⑤ 入居者への配慮体制
集合住宅の工事では、騒音・臭気・ベランダの使用制限・洗濯物の制限・共用部の通行制限など、入居者への影響が避けられません。
そのため、工事前の説明文書の配布、工程スケジュールの共有、掲示物の設置、クレーム対応窓口の設置など、入居者への配慮体制が整っている業者を選ぶことが重要です。
入居者対応が不十分だと、工事そのものは問題なく進んでいても、クレームや退去につながる可能性があります。
やまもとくんでは、工事内容だけでなく、入居者様へのご案内や現場管理にも配慮しながら工事を進めています。オーナー様の資産価値を守るためには、建物をきれいにするだけでなく、入居者満足度を損なわない工事管理が大切です。
⑥ 自社施工か下請けか
元請け業者が営業だけを行い、実際の施工は下請け・孫請けに丸投げしているケースがあります。
この場合、中間マージンが上乗せされるだけでなく、施工管理の目が行き届かなくなるリスクもあります。担当者の説明と現場での施工内容にズレが生じたり、トラブル時の責任の所在が曖昧になったりすることもあります。
業者を選ぶ際は、自社で職人を抱えているのか、施工管理体制が明確なのか、現場の品質確認は誰が行うのかを確認しましょう。
やまもとくんでは、グループ施工体制を活かし、品質管理と現場対応の精度を高めています。また、第三者による工事完工検査も取り入れ、施工品質の確認体制を整えています。
⑦ アフターフォローの内容
外装メンテナンスは、工事が完了したら終わりではありません。
工事完了後の定期点検の有無、不具合発生時の対応スピード、次回修繕時期のアドバイス、保証書の発行、施工写真の保管など、アフターフォロー体制の充実度も業者選びの重要な判断基準です。
特にアパート・マンションは、長期的に収益を生む資産です。目先の工事だけでなく、10年後・20年後の修繕計画まで相談できる業者を選ぶことで、安心して物件を管理できます。
やまもとくんでは、施工後のアフターサポートにも力を入れており、次回のメンテナンス時期や注意点についてもご案内しています。
外装メンテナンスの工事の流れ|着工から完了まで

このセクションでは、実際の工事がどのような手順で進むかを解説します。
オーナー様が全体の流れを把握しておくことで、業者とのやり取りがスムーズになり、入居者への案内もしやすくなります。
① 現地調査・診断
まず、専門スタッフが建物を訪問し、外壁・屋根・防水層・鉄部・共用部などの状態を確認します。
目視調査に加えて、必要に応じて打診調査やドローン点検を行うこともあります。劣化箇所は写真で記録し、どの部分にどのような補修が必要なのかを整理します。
この段階で、すぐに修繕が必要な箇所、数年後でもよい箇所、経過観察で問題ない箇所を分けることができます。
② 見積書の作成・提出
診断結果をもとに、工事内容・使用材料・費用・工期を記載した見積書を作成します。
見積書を受け取ったら、金額だけでなく、工事項目の内訳、塗料名、塗装回数、コーキングの施工方法、防水工法、保証内容などを確認しましょう。
不明点があれば遠慮なく質問し、納得したうえで契約に進むことが大切です。やまもとくんでは、専門用語をできるだけわかりやすく説明し、オーナー様が判断しやすい見積もり提示を心がけています。
③ 近隣・入居者への事前告知
契約後は、工事開始前に近隣住民や入居者へ事前告知を行います。
工事期間、作業時間、騒音や臭気の見込み、ベランダの使用制限、洗濯物を干せない日、共用部の通行注意などを文書で通知します。
この対応を業者任せにせず、オーナー様名義でも一言添えると、入居者の安心感につながります。集合住宅の工事では、入居者への丁寧な説明がトラブル防止の重要なポイントです。
④ 足場の設置と養生
工事初日は、足場の設置から始まります。建物全体に足場を組み、メッシュシートで覆うことで、塗料や洗浄水の飛散を防止します。
足場設置には、建物規模によって1〜3日程度かかります。作業中は騒音が発生しやすいため、事前に入居者へ案内しておくことが重要です。
また、駐車場や共用通路に足場がかかる場合は、車両移動や通行導線の確保も必要になります。
⑤ 高圧洗浄・下地補修
足場設置後は、高圧洗浄で外壁や屋根の汚れ、コケ、カビ、古い塗膜、チョーキング粉などを洗い流します。
この工程が不十分だと、新しい塗料がしっかり密着せず、早期剥がれの原因になります。
その後、ひび割れ補修、コーキング打替え、欠損部補修、鉄部のケレン作業などの下地補修を行います。下地処理の丁寧さは、塗装の耐久性を大きく左右します。
やまもとくんでは、塗装前の下地処理を重視し、見えなくなる部分こそ丁寧に施工することを大切にしています。
⑥ 塗装工事
下地補修が完了したら、外壁塗装に入ります。
一般的には、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが標準です。下塗りは外壁材と塗料を密着させる役割、中塗り・上塗りは色や耐久性、防水性を高める役割があります。
各層を十分に乾燥させてから次の工程に進む必要があるため、天候によっては工期が延びることもあります。
塗装工事では、塗料の品質だけでなく、規定量を守って塗ること、乾燥時間を確保すること、塗りムラを防ぐことが重要です。
⑦ 防水工事・鉄部塗装
外壁塗装と並行して、屋上やベランダ、共用廊下などの防水工事を進めることがあります。
防水工事には、ウレタン防水、シート防水、FRP防水などの工法があります。建物の構造や既存防水層の状態に応じて、適切な工法を選ぶ必要があります。
また、階段や手すり、鉄骨部分などの鉄部塗装も行います。ケレン作業、錆止め、上塗りを丁寧に行うことで、サビの進行を抑え、安全性と美観を保ちます。
⑧ 完了検査・足場解体・引き渡し
すべての工事が完了したら、施工箇所を確認する完了検査を行います。
オーナー様も立ち会い、気になる点があればこの段階で確認しましょう。問題がなければ足場を解体し、清掃後に引き渡しとなります。
やまもとくんでは、施工写真や保証書、メンテナンスに関する資料などをお渡しし、工事内容を記録として残せるようにしています。これらの資料は、次回の修繕計画や物件管理にも役立ちます。
アパート2階建ての場合で2〜3週間、中規模マンションの場合で1〜3ヶ月程度が一般的な工期の目安です。ただし、天候や工事範囲、建物規模によって変動します。
入居者への影響を最小限にするための工夫

このセクションでは、工事中の入居者対応のポイントを解説します。
外装工事は、入居者の日常生活に少なからず影響を与えます。しかし、適切な事前準備とコミュニケーションを行えば、トラブルを大幅に減らすことが可能です。
最も重要なのは、早めの情報共有です。工事開始の2〜4週間前には、工期・作業時間帯・ベランダの使用制限・洗濯物の対応・騒音が出やすい日などを文書で通知しましょう。
「いつからいつまで、何が制限されるのか」が明確であれば、入居者のストレスは軽減されます。反対に、事前告知が不十分だと、洗濯物が干せない、窓が開けられない、作業員がベランダ付近にいて驚いたなどのクレームにつながりやすくなります。
作業時間は、原則として平日の9時〜17時が一般的です。土日祝日に作業を行う場合は、事前に入居者へ案内し、理解を得ておくことが大切です。早朝や夜間の作業は避けるべきです。
ベランダの洗濯物干しができない期間には、共用部に仮設の物干しスペースを設置したり、コインランドリーの利用を案内したりする配慮も有効です。こうした細かな対応が、工事への理解と協力を得るカギになります。
また、工事期間中はオーナー様自身も週1回程度は現場を確認し、進捗や入居者の反応を把握することをおすすめします。現場任せにせず、早期に問題を把握できる体制を整えることで、入居者満足度の維持につながります。
やまもとくんでは、集合住宅の外装工事において、入居者様への配慮や現場の安全管理を大切にしています。建物をきれいにするだけでなく、工事中のストレスをできるだけ抑えることも、オーナー様の大切な資産を守るための重要なポイントです。
まとめ|計画的な外装メンテナンスが資産価値と入居率を守る
アパート・マンションの外装メンテナンスは、建物の安全性と資産価値を維持するために欠かせない取り組みです。
外壁のチョーキング、ひび割れ、コーキング劣化、鉄部のサビ、防水層の膨れや破れなどは、外装メンテナンスを検討すべき重要なサインです。これらを放置すると、雨漏りや構造体の腐食、入居者トラブル、空室率の上昇につながる可能性があります。
築10〜15年を目安に第1回の大規模修繕を計画し、前回の修繕から10年以上経過している場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
また、修繕費用を抑えるためには、長期修繕計画を立てること、相見積もりで適正価格を確認すること、外壁塗装・防水工事・鉄部塗装などをまとめて実施すること、耐久性の高い塗料を選ぶことが大切です。
業者選びでは、施工実績、資格、診断の丁寧さ、保証内容、入居者対応、自社施工・施工管理体制、アフターフォローの有無を確認しましょう。
「いつかやらなければ」と思いながら先送りしている間にも、建物の劣化は静かに進行しています。早めの対応こそが、修繕費用の抑制と入居率の維持につながる最善の方法です。
やまもとくんでは、累計26,000棟以上の施工実績をもとに、アパート・マンションの外装メンテナンスをサポートしています。外壁塗装、屋根工事、防水工事、鉄部塗装、コーキング補修まで、建物全体を総合的に診断し、オーナー様の資産価値を守るための最適な修繕プランをご提案します。
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